お仏壇の種類いろいろ

お仏壇は材質や工法により価格差が生じるため、表面的に立派に見えても安価であったり、
小さくても高価であったりします。

購入の際には私ども仏壇仏具店に納得ゆくまで質問され、予算にあったお仏壇をお求めになるのが良いでしょう。

金仏壇と唐木仏壇

お仏壇は、まず「金仏壇」と「唐木仏壇」の2種類に分かれます。
金仏壇は正式には漆塗金仏壇と言い、漆と金箔の輝きが荘厳な印象を与えます。
唐木仏壇(木地仏壇)は、黒檀や紫檀のような銘木を使用し、落ち着いた重厚な風合いを見せるお仏壇です。
お部屋の雰囲気や、ご自身の趣味に合わせて選ばれるとよいでしょう。

材質

金仏壇は塗装してあるため表面からでは材質がわかりませんが、桧・杉などの針葉樹が使われることが多いようです。
一方、唐木仏壇は広葉樹が用いられることが多く、黒檀・紫檀・鉄刀木などの外国産銘木や、国産の樫・屋久杉などの銘木を使って、素材の木目の美しさを活かすように造られています。

塗装

高級なお仏壇は漆のみを使い、丁寧な細工が施されています。
お仏壇を購入される際には塗装についても、充分な説明を受けたいものです。

金箔

金箔

 

金仏壇の金箔には極めて純度の高いものから、代用金を使用することまであります。
また、最近では金粉を使うこともありますが、金粉の場合は修理が難しいという短所があります。